ブレスについて
「忙しい日常の合間に、わずかでも息をつける場所」
これは店主のかつての経験の話になるのですが。
日々に忙殺されそうになった時、早く帰れた夜や予定の空いた休日には、ひとり静かなカフェで一息ついていました。
この時やっと「自分との対話」ができました。
合わせて本を読んでいたのも、頭と心の整理がうまくできた要素だと思っています。
この時間があったから、忙しさに飲み込まれず生きぬくことができたのだと思うと、当時お世話になったカフェには感謝してもしきれません。
こういった「自分と対話ができる場所」はなかなかないと思うので、なら自分が作り上げようと、ブレスを開店することにしました。
また、お店の名前「ブレス」は、音楽記号のブレス(V)からきています。
フレーズとフレーズの間に入れる短い呼吸を意味します。
ブレスがうまく入れられている演奏は、余裕が感じられて心地いいなと私は感じます。
音楽と同じように、日々の生活にもほどよく「ブレス」を入れてほしい。
そんな思いでお店の名前をつけました。
ほっとする飲み物と、お菓子と、本をご用意して、お待ちしています。
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